Design Works #1

◎自己紹介

・なぜデザイナーになりたいのか。
・どんなデザイナーになりたいのか。
・どんなデザインをしたいのか。
・どんなアピールポイントがあるのか。

●他の人に話してみましょう。

デザイナーは自分が作ったデザインを依頼者(クライアント)へ説明すること(プレゼン)も必要です。
プレゼンは自己紹介と似ています。
自分の作り上げたデザインを論理的に説明して納得させなければ、まず採用はしてくれません。
上手に話す必要はありませんが・・・。

●人の話をよく聞いてみましょう。

デザイナーはクライアントの要望や商品の特徴・コンセプトなどを聴き取り、
それらに合ったデザインをしなければなりません。
自分勝手に作るだけは採用されるのは難しいでしょう。

●人の心理を考えましょう。

クライアントの要望ばかり取り入れたデザインはだいたい良いのもにはなりません。
デザインは見る人(消費者)に受け入れられてこそ良いものだといえます。
かといって、心理学をイチから学ぶ必要はありませんが、
人間の心理に基づいたデザイン技法(デザイン力)を身につけていきましょう。

●デザイナーはアーティストではない。

視覚デザインの勉強をはじめたばかりのころは、
「センスがないから・・・」とか「もっと個性的なデザインをしたい・・・」などと焦る方もいます。
私もそうでしたが、デザインにまずセンスや個性は必要ありません。

上記のとおり、デザイナーはクライアントの依頼を受け、常に消費者のことを考えて、自分の作るデザインに理由や法則を持たせることが重要です。

まずは知識を身につけ、デザイン力を高めてから、少しずつ個性を加えられるようにしていきましょう。
初めからセンスの良いデザインをされる方はほとんどいませんし、
デザイン技法を学べば少しずつセンスも変わってきます。

そのためにはまずどうすれば良いのか・・・。

◎手描き・トレースのススメ

教科書で技法を勉強するだけではなく、
自分の「良いな・・・」と思ったデザインをたくさん真似してみましょう。
もともと自分自身も消費者なのですから、そのデザインには人の心理を動かすデザイン技法や小技が施されているはずです。
そして、ただ見るだけでなく、手描きやソフトウェアで真似して作ってみることで
より深くデザインを記憶することができると思います。

ーーー 絵が上手い必要はない ーーー
しかし、デッサンの勉強をした人はデザイン力の上達がはやい。
これは、デッサンをやっていた方は『モノを見る目』が鍛えられているからだと思います。
トレースの練習で文字・写真の大きさや余白取りなどの感覚に慣れてきたら、
さらにいろんなデザイン物を模写してみましょう。

実際の仕事でマネをするのは(特にロゴやキャラなど)良くありませんが、練習ではどんどんやってみてください。

◎作品を評価してもらう・評価する

自分なりの作品が作れるようになったら、いろんな方に評価してもらいましょう。
恥ずかしがる方もいらっしゃいますが、
デザイナーの作品はクライアントに見られて評価されるもので、時にはキツイことを言われるかもしれません。
今のうちに少し『打たれ強い心』のトレーニングもしておきましょう。
特に気兼ねのない友人やご家族に見てもらうと良いでしょう。

また、他の人の作品もどんどん評価してあげましょう。
「私のような素人が評価するなんて・・・」という方もいらっしゃいますが、
私たちの作品は消費者(素人さん)に評価されてこそ良いものになります。

【テキスト】p.8〜16

■デザイナーという職業

●デザイナーという職業の実際
●デザイナーの常識

【重要ポイント】

★デザインを見る目を鍛えよう!
★デザイン知識の引き出しをたくさん作ろう!(=デザイン力を高める)
★自分を売り込んでくれる作品集(ポートフォリオ)を作ろう!
★いろんな人に作品を見て評価してもらおう!(打たれ強い心を)
★ソフトなどの基礎知識や用語はもちろん、コミュニケーションや人脈づくりも必要不可欠!

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