
組版の基礎
プラスワン-赤入れ・校正記号
作成したデザイン物はクライアント(依頼主や編集者)が確認して、1回以上は修正の指示が届き、作成者がデータを修正します。
このクライアントのチェックと修正を「校正」と呼びます。
校正の指示書では赤ペンで修正内容を書き込むことから、指示書や校正自体のことを「赤入れ」とも呼びます。
赤入れの表記方法は、担当者によっても異なりますが、基本的に共通した記号を書き込み、
その記号を「校正記号」と呼び、JIS規格で統一されています。
もともと校正記号は雑誌や書籍の編集者が使っていましたが、最近では一般企業の担当者も使うようになってきているので、ある程度の記号は理解できるようにしておきましょう。