
タイポグラフィーの基本
2016.12.22
書体と字体
●書体とは・・・文字のデザイン
●字体とは・・・文字の骨格
「書体」≠「フォント」
書体=文字デザインの種類(太さ違いも含む)=Typeface
フォント=書体を表現するための手段(データ)
書体の基礎知識
【大分類】和文書体・欧文書体
【中分類】
《和文書体》明朝体・ゴシック体 等
《欧文書体》Serif・Sans-serif 等
書体選びの基本
「視認性」目で見たときの確認のしやすさ。瞬時に認識できるか。
「可読性」読み取れる性質や度合。読みやすさ。
「判読性」誤読のなさ。正しい意味が伝わるか。
※見やすく、読みやすく、間違った理解をさせないことが基本
デザイナーに必要なプラスワン
「デザイン性」全体のデザイン、コンセプトやイメージなどに合っているか。
書体選びのポイント
「長文向きか?短文向きか?」本文用なのか?キャッチ用なのか?
「ウエイトの設定ができるか?」ファミリー設定があるか?(欧文書体は斜体も選べるか)
「キレイな書体か?」全体のデザインに合うのか?
(とくにDTPの場合、インターフェース用のフォントは避ける)
「ユニバーサルデザイン(UD)か?」特に小さな文字サイズで使うキャプションなど。
※飾りつけのやり過ぎ(変化のつけ過ぎ)注意
こちらの記事も参照してください。
【参考サイト】
●モリサワ
●【欧文書体】LinoType
https://www.linotype.com/
(参考記事)デザイナーなら知っておきたい定番の欧文フォント【セリフ体】
(参考記事)デザイナーなら知っておきたい定番の欧文フォント【サンセリフ体】